求めてしまうのは、業というもので。 いつも、なにかを捜しまわっていた。 捨てきれない、願いや欲望の残骸を、 いつまでも、両の腕に、抱え続けて、 どこへ行くのかも、わからないまま。 ほんとうに、大切なこ